ヤフーニュースでパチスロの終焉に関する話題が取り上げられていました。
状況を知っているユーザーからすれば、パチスロが終了していることは今更な話ですね。
スロットを置くスペースがあっても、儲からないから期限切れマシンを外してベニヤ板に挿げ替える。
俗に言う「ベニヤ祭り」といわれる苦肉の策をとる店舗が珍しくありません。
本音を言えば、ベニヤ板分のスペースを別のテナントに譲ってしまいたいくらいの気持ちでしょう。
現在進行形で店舗に利益貢献しているのは、
ギャンブル性で判断するとロマンに欠ける「ジャグラー」という機種くらいなもの。
ジャグラーファンには申し訳ないが、
設定は看破できないしねらい目もない機種につき、触る価値のない機種です。
かつてのスロットは極端な幸運に見舞われれば
サラリーマン二か月分の給料が一日で手に入るほどのシロモノで、
それを好んだギャンブル狂属性の客からすれば
現行スロット機種は見向きしないものばかり。
一応、スロット全盛期時代よりも「一時間当たりで見た勝てる金額」は増えているので
隙間時間や仕事終わりに短期決戦を狙う客も一時増えていました。
(リゼロの導入期)
しかし今はそういった客層も離散。
次の予定や閉店時間によってやめ時を誤ると、
店舗やハイエナという、一般ユーザーが一番利益を与えたくない人種に狩られてしまう。
それに気づいた人からどんどん撤退していっているんですよね。
一応、出玉上限の緩和が見込まれますが、それによってメリットを享受するのは
低設定で新台期間中に短期的な高粗利を狙う店舗と、老獪なハイエナユーザーのみ。
最も求められている、新規や出戻り客の獲得につながりそうな要素は無し。
規制緩和に人気回復の兆しを見出す声もありますが、
個人的にはこのままの流れで3年後にはパチスロそのものが完全消滅寸前まで衰退していても
おかしくないかと思います。
それで一番喜ぶのは誰か?
パチスロがギャンブルマシンだった頃に大負けして業界に恨みのある引退者たちでしょう。
「ざまぁみろ、インチキ商売とスロプー共。」と(笑)
最終的には、バッティングセンターとボウリング場の合計くらいの店舗数まで
パチンコ店舗数も衰退するんじゃないかと思います。
斜陽産業といわれ始めると、ステーキチェーンしかりタピオカ店しかり、
淘汰の速度がとんでもないですからね。
ハイエナでも設定狙いでも未来は暗いので、現役の方はとっとと引退するのがよろしい。
…と、
現役人気ライターが語っていたのが印象に残っています。
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