あの花が咲く丘で君とまた出会えたら
アマプラ配信が始まったので早速視聴しました。→あの花行きアマプラリンク
よく「この花」だったか「あの花」だったか混同される本作をネタバレ控えめで感想を語りたいと思います。
結論から言うと、名作でしたね。
この作品を一言で表すなら、特攻映画の金字塔「永遠の0」から残虐シーンと戦闘機の描写を削って、登場人物の年齢を大幅に落とし、空いた枠に青春をマシマシで追加したような映画でした。
今頃のJK(とはいえ陽キャではなく、ちょっと地味目で根暗)と大学生世代の特攻隊員に観客の感情移入をさせる内容となっており、大東亜戦争中の時代背景に関心のない若者に刺さったのは納得。
物語の舞台となったのは鹿児島県の知覧。特攻隊ゆかりの地です。ゴジラマイナスワンで活躍した戦闘機のレプリカも知覧博物館に展示されており、映画ファンからしたら知覧は最も訪れたい地の一つになっているのではないでしょうか?
※なお、印象的なシーンの百合の花畑は静岡の「可睡ゆりの園」だそうです
この映画は劇場で視聴しようかと思ってたんですけど、戦争映画なのに観客のティーン女子率がめちゃ高い、ということで、若者に囲まれるのが恥ずかしくてやめたんですよね(笑)劇場で見なかったことをちょっと後悔するくらいいい映画でした。
めちゃくちゃ面白い!って評判の映画だけどターゲット世代とズレすぎてて観なかったって映画は誰にでもあるはず。この花を見送った私の心情はまさにこれでしたw
あの謎の羞恥心を除去する攻略法とか、ないっすかね?
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