この漫画はすごい2024 スカベンジャーズアナザースカイ
めちゃくちゃ面白い漫画を見つけてしまった。
「スカベンジャーズ アナザースカイ」というタイトル。この漫画の感想を一言で言うと、「オルタナティブ・ワールドトリガー」
まだ三巻までしか出ていませんが、完全履修決定作品にしました。
「スカベンジャーズ アナザースカイ」というタイトルからわかるように、主人公たち「スカベンジャー」が過去の地球のようなどこかに転送され、「換金価値のあるクズを拾い集めてゆく」というストーリー。
転送先の世界では「幽霊」という人型の奇怪な何かがスカベンジャーズの命を狙い襲撃してくるため、くず拾いは一筋縄といかない。「幽霊」は名に反して実体があり攻撃手段も銃とか刃物とかでシンプルな物理。主人公たちも対抗すべく近代戦装備で武装し、危険な任務に挑んでゆく。
主人公たちの武装は現代人レベルどころかWW１で活躍した狙撃銃「モシン・ナガン」が一線級装備。これに「アーティファクト」というリスク特大（使用者が絶命するレベル）の特殊武器を絡めて戦うんですが、敵も「銃火器」や「アーティファクト」の能力を使ってくるので任務は超危険。
敵味方のパワーバランスが絶妙に拮抗してて、バトルがとても見応あります。
「スカベンジャーズ アナザースカイ」のワートリっぽい要素
若いのにいい子ばっかりの仲間たち、味方組織の謎、シビアな賃金契約、管理された閉鎖空間、向こうの世界に逃亡し敵となる者、など「ワートリ」好きが引き込まれた要素が盛りだくさん。
さらにトリオン体やベイルアウトに通ずる概念もありますが、「スカベンジャーズ アナザースカイ」は青年漫画なので、損傷描写がけっこう残酷。異世界からのベイルアウト（再転送）にはバスの発車時刻のようにタイムリミットがあってタイミングを逃すと帰還困難になるなど、主人公が置かれた条件はかなりシビア。
戦闘のルールはワートリというよりもガンツに寄っているので、ガンツのバトル描写にハマった方にもぶっ刺さるでしょう。（ワートリのバトル設定もガンツから影響受けたのかな？）
↑あと、主人公の1010号、通称：トトちゃんが空閑遊真にめっちゃ似てます。低身長、アホ毛、白髪、若いのに人生経験豊富なエース、複数チート武装持ち、3の口とか、隠す気ねーだろむしろわざと寄せてる？ってくらい。
ワートリじゃ僕、遊真推しだから成分補給できて助かるわー。
こっちの主人公トトちゃんには金玉ついてないのが大きな違いですかね。
とにかく、SFバトル作品の王道をリスペクトしていると伝わってくる作品で、信者級のワールドトリガーファンが読んでも不快感がないでしょう。
終わりに：SF＆FPS好きにオススメ。てか布教してください。
あなたがSFかFPSのどっちかが好きならぶっ刺さること間違いなし。
ヤンチャンwebで無料で読めますから、まずは試しに今すぐ読んでみましょう。打ち切りになるともったいない作品ので、ハマったらぜひ布教してください。
…最初に出てきた幽霊のビジュアルが完全に映画泥棒だったなぁ。。。
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