モンゴル不動産投資が注目されているようです。ハイリスク投資な気がしますが、超インフレ時代ということで一撃ワンチャン系の投資先に皆さん興味があるんですね。
実際に投資するかはさておき、かなり意外感のあるモンゴル不動産投資の長所と短所、そして注目されている理由について、簡単にまとめてみました。
長所
経済成長と都市化の進展
モンゴルは近年、鉱業を中心とした急速な経済成長を遂げています。首都ウランバートルでは都市化が進み、人口の集中とともに住宅や商業用物件の需要が高まっています。特に、外国からの投資や開発プロジェクトの増加に伴い、新たな不動産需要が期待されています。
低コストでの投資機会
不動産の取得価格が比較的安いため、初期投資のハードルが低いのも魅力です。特にウランバートル市内では、アパートメントやコンドミニアムが低価格で提供されており、資産価値の成長余地があると考えられています。
観光の拡大による需要増
観光業の成長に伴い、短期滞在向けの宿泊施設への需要が増えています。ゲストハウスやホテルなどの運営を通じて収益を上げることも可能であり、観光のピークシーズンには高いリターンが見込めます。
政府の投資奨励策
モンゴル政府は、外国からの直接投資を促進するための政策を打ち出しています。税制優遇措置や各種インセンティブが導入されており、不動産分野への参入を後押しする環境が整備されています。
短所
不安定な経済と鉱業依存
モンゴル経済は鉱業に大きく依存しており、国際市場の価格変動が経済全体に影響を与えます。中国との関係も深い国家なため、チャイナショックや資源価格の下落が起こった際に不動産価格が下落するリスクがあります。
法制度の不透明性
外国人が不動産を購入する際、土地所有に関する法制度が複雑で、投資に関わるリスクが存在します。特に、法律の変化が予測できず、契約の履行や所有権の保護が十分でないケースも見られます。
インフラの未整備
ウランバートル以外の地域では、基本的なインフラの整備が不十分であるため、地方への不動産投資には課題があります。都市部でも交通インフラの不足が問題となり、不動産開発が制約される可能性があります。
賃貸市場の未成熟
不動産の賃貸市場が発展途上であるため、継続的な収益を見込むことが難しい場合があります。賃貸需要が季節的に変動することもあり、投資家は収益モデルを慎重に構築する必要があります。
まとめ:注目されている理由
モンゴルでの不動産投資は、経済成長や観光の拡大を背景に大きな可能性を秘めていて外国人投資に有利な条件をそろえているから注目されているようです。
上昇背景としては外国の土地を購入したい中国人投資家のマネーが流入してバブっているのではという気がします。
僕がもしモンゴル不動産投資を検討するのであれば、市場調査、投資対象の選定、現地視察の三点は少なくとも行ってから決めます。
日本の不動産関連法でも理解困難な部分が多いため、海外はより敷居は高いのでおすすめはしません。
お金を増やす方法はモンゴル投資に依存しなくても可能ですから、「今はそういう儲け話がある」という程度の認識で傍観しているのが僕の立場になります。
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