ボリンジャーバンドを使った逆張りトレードについて解説します。
ボリンジャーバンドは、移動平均線とその上下に配置される標準偏差のバンドから成り、価格の変動範囲を視覚的に示します。逆張りトレードでは、価格がバンドの外に出たときに反発を狙うのが基本戦略です。
ボリンジャーバンドの逆張り戦略
- バンドの±2σ・±3σを活用
- 価格が**+2σまたは+3σを超えた場合、売りエントリー**
- 価格が**-2σまたは-3σを下回った場合、買いエントリー**
- 3σまで到達すると反発の可能性が高まるが、トレンドが強い場合はバンドウォーク(バンドに沿った継続的な動き)が発生するため注意。
- エントリーのタイミング
- 反発のサインを確認してからエントリー(ローソク足のヒゲや反転パターン)
- オシレーター系指標(RSI・ストキャスティクス)と組み合わせると精度が向上
- 出来高の変化もチェックし、過剰な価格変動が落ち着いたことを確認
- 損切りと利確のポイント
- 損切りラインは±3σを抜けたら設定(トレンド継続の可能性があるため)
- **利確目安は±1σ~移動平均線(20SMA)**あたりが適切
- トレーリングストップを使い、利幅を伸ばすのも有効
- リスク管理
- 強いトレンドではバンドウォークが起こり、逆張りは失敗しやすい
- トレンドが発生している場合は、逆張りではなく順張りを検討
- ニュースや経済指標発表時はボラティリティが高くなるため、逆張りは控えるのが無難
ボリンジャーバンドの逆張りは、レンジ相場では有効ですが、トレンド相場では危険です。相場環境を見極めながら適切な戦略を取ることが重要です。
上昇トレンド(バンドウォーク発生中)にボリバン逆張りするとマジで火傷するぜ!
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