大岡川 花見

横浜市

春の大岡川沿いは、まさに「花より団子」の世界でした。桜が美しいのはもちろんですが、それ以上に屋台の多さに圧倒されました。特に弘明寺駅周辺と日ノ出町駅周辺は、歩くだけで甘さや香ばしさなど屋台の香りに包まれるような状態で、B級グルメ好きにはたまらない雰囲気です。

ただし、値段は安くはなく、ほとんどの屋台が一品500円からという感覚。焼きそば、たこ焼き、串もの系、どれを選んでも最低500円ラインなので、いろいろ食べたいならそれなりに予算は確保した方が良いと思います。

桜に関しては、昼間でも十分きれいですが、夜のライトアップが入ると一気に幻想的な空間に変わります。川面に映る桜の花と灯りがマッチして、昼間とはまったく違う風情が楽しめます。

ドライブでの花見も不可能ではないのですが、狭い車道に歩行者がはみ出してきてる上に一方通行も多く、土地勘がないとすぐに混乱します。主要な駐車場もかなり埋まっていて、正直、車で行くのはあまりおすすめできません。お酒も飲める場所なので、電車で行くのが一番スマートかと思います。

ルートとしては、にぎやかさを求めるなら日ノ出町スタート、風情を感じたいなら弘明寺スタートが良さそうです。ただし、端から端まで歩くとなると足を止めずに移動しても一時間程度の距離になるので、時間と体力の準備はしておいた方が安心です。

少しだけ寄って雰囲気を楽しむのも良いですが、ガッツリ楽しむならエリアを決めて行動するのが正解。横浜市民において大岡川は春の定番スポットですので、今年は弘明寺スタート、来年は日ノ出町スタートといった具合に何度訪れても飽きない魅力がある花見デートスポットでしょう。



柑橘じゃばら【紀伊路屋】

春といえば花粉症。柑橘系の果物と花粉症には、ちょっと気になる関係があります。よく言われるのが「一部の柑橘類は花粉症の症状を悪化させることがある」という話です。特に花粉症の原因として多いスギやヒノキの花粉と、ミカン・オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘類には、アレルギー反応を引き起こす共通の構造を持った成分が含まれていることがあるのだそうです。

これは「交差反応」と呼ばれるもので、花粉に敏感な人が、柑橘類を食べることで口の中がかゆくなったり、のどがイガイガするような症状が出るケースがあります(口腔アレルギー症候群といいます)。ただし、すべての人がそうなるわけではなく、個人差が大きいです。

一方で、柑橘系にはビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれていて、これらは免疫バランスを整えたり、抗酸化作用によって炎症を抑える働きも期待されています。つまり、体質に合えばむしろ花粉症対策にプラスになる可能性もあるということ。

だから「柑橘は花粉症にいい/悪い」と一概には言い切れないのが現実で、自分の体調やアレルギー傾向を見ながら、摂り方を工夫するのがポイントだと思います。加熱すると症状が出にくくなる場合もあるので、気になる方はジャムや加熱ジュースで試してみるのもアリかもしれません。

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