龍が如く8外伝 評価

日記

『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は、シリーズファンにとって非常にユニークな位置づけのスピンオフ作品です。主人公はおなじみの真島吾朗。物語は記憶喪失の彼が南国の孤島に漂着するという突飛な導入から始まりますが、プレイしてみると不思議と世界観に没入できる構成になっていました。

注目すべきは、新たに導入された「パイレーツスタイル」と呼ばれる戦闘スタイル。ジャンプや空中連撃といったアクションが追加され、従来よりも自由度と爽快感のあるバトルが展開されます。また、船を操作して戦う「海賊バトル」も加わり、アクション面でのバリエーションが格段に広がっていました。

ストーリー自体は比較的コンパクトですが、その分サブイベントが充実しており、宝探しやバトルアリーナ、さらにはおなじみのユーモア満載の実写イベントも健在です。サブ要素だけでも数十時間は遊べるボリュームになっており、やり込み派にもおすすめできます。

グラフィックは『龍が如く7』以降の路線を踏襲しつつ、南国の雰囲気がしっかり表現されていて、視覚的にも新鮮な体験ができました。真島吾朗というキャラの持つ個性が南国という舞台と意外なほどマッチしており、彼の魅力を再確認できた作品でもあります。

総じて、『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』はスピンオフでありながら本編に劣らない完成度を誇る作品です。シリーズを知らない人にも入りやすい内容となっているので、気になった方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

真島吾朗、あの外見で60歳という設定を知らん人は仰天するでしょうねw

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