ふと「久しぶりに三渓園でも行ってみようか」と思い立った。
というのも、6月に「花しょうぶ展」と「梅づくし」のイベントがあるらしい。ハナショウブの展示と、幻の梅・杉田梅を使った講習会と限定ランチ。どちらも季節感たっぷりで、静かな庭園で味わうにはぴったりの企画だ。
三渓園には過去に何度か訪れたことがあるけれど、行くたびに「やっぱりいいな」と思える場所。庭園としての完成度もさることながら、17.5ヘクタールという広さも魅力のひとつ。歴史的建造物が点在する空間で、静かに季節の花を眺めていると、横浜にいることを忘れそうになる。
個人的に思うのは、本牧エリアの公園力の強さ。本牧山頂公園や根岸森林公園、そして三渓園がそれぞれ違う個性を持ちつつも、どれも規模と自然環境に優れていて、散策の満足度が高い。しかも、車があればどこもわりとアクセスしやすい距離感。これだけ良い公園が密集している土地は、ちょっと珍しいんじゃないだろうか。
ちなみに「梅づくし」は要予約で、しかも定員制。本気で参加するなら早めに申し込んだほうがよさそう。こうして予定を立てるかもしれない段階でいろいろ調べている時間も、ある意味では旅の一部なのかもしれない。
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