江ノ電の七里ガ浜駅からほど近い場所に、湘南らしい海景とともに本格イタリアンを味わえるレストランがある。店の名前は「アマルフィイ デラセーラ」。イタリアのアマルフィ海岸をモデルにしたというだけあって、眺望・雰囲気ともに非日常感を醸し出している。
場所はやや高台にあり、店舗へと続く階段を上がるごとに、視界の中の海が少しずつ広がっていく。振り返ると江の島が望める立地は、まさに湘南エリアの特権と言えるロケーションだろう。
ランチタイムにはコース料理が用意されており、前菜からデザートまで季節感を取り入れた内容になっている。食前酒や赤ワインの追加も自然に楽しめる雰囲気で、料理には神奈川産の食材も多く見られる。七里ガ浜ならではのしらすを使ったピッツァなど、地域色のあるメニューが印象的だ。全体的に料理構成やワインの追加を含めると、ひとりあたりおおよそ4000~6000円前後と見られ、カジュアルよりはややフォーマル寄りの価格帯となっている。
海を望むテラス席では、タイミングによっては波音をBGMにゆったり過ごせることもある。特に天候が良い日にはこの席を目当てに訪れる人も多く、景観重視のテーブルを希望する場合は早めの時間帯に訪れるか、事前予約をしておくのが賢明とされている。混雑のピークは休日の昼〜午後にかけてで、海沿いの人気スポットという条件を踏まえても、当日飛び込みよりは日時指定での予約が安定だろう。
店内は開放的な造りで、インテリアも地中海のリゾートを思わせるテイスト。空間演出がしっかりしているため、料理だけでなく「時間そのものを楽しむ」という目的にも合っている。
アクセスに関しては、江ノ電の利用が便利だが、駅から店舗までの道のりには階段が多いため、歩きやすい靴が推奨される。自動車での来店も可能だが、駐車スペースには限りがあるため、公共交通機関の利用が無難とされる。
「湘南でゆっくりと食事を楽しみたい」「眺望の良い場所で記憶に残る時間を過ごしたい」といったニーズに応えてくれる場所として、このアマルフィイ デラセーラというレストランは選択肢のひとつに挙げられる。料理の質、立地の特別感、そして空間そのものの演出まで含めて、“ただの食事”を超えた体験を提供する店として注目されている。
空の色に蒼と赤が交差する海辺のマジックアワーに浸りたいなら、超おすすめの店なんだからね。
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