シカゴ 高架鉄道 L

日記

なんかシカゴにいってみたくなった。その理由は、「L」(エル)と呼ばれる独特の高架鉄道の存在です。本日は「L」のすごい所を紹介したいと思います。


都市と一体化した唯一無二の高架鉄道

シカゴの「L」は、ただの交通手段という枠を超えた存在です。高架路線としては世界最長を誇るとされており、都市のランドマークとして存在感を放ちます。

高層ビルの谷間を縫うように走るその姿は、まさにシカゴを象徴する風景であり、数々の映画にも登場するので、誰にでも既視感があるのではないかと思います。1892年の開業から100年以上にわたり、この街の動脈として機能し続けている事実は、単なるインフラを超えた文化的な価値を感じさせます。


複雑かつ計算され尽くした線路の美学

 

「L」の魅力は、その幾何学的な線路配置にもあります。特にダウンタウンの中心部を「ループ」と呼ぶのは、高架線が東西約500m、南北約900mの範囲で環状に設置されているためです。日本の山手線のような大きな円形ではなく、碁盤の目状の交差点の上で90度直角に曲がるという「□」の字型の運行形態は、まさに圧巻。複線内側の半径がわずか27mという急カーブを、実際の鉄道車両が走行するという事実には、驚きを禁じ得ません。

そして、「L」の象徴とも言えるのが、ダイヤモンド・クロッシング(Tower 18)です。ループの北西部、North Wells StreetとWest Lake Streetの交点に位置するこの場所は、平面交差に加えて複数の分岐が絡み合う、非常に幾何学的で無駄のない線路配置がされています。架線がなく第三軌条集電である点も、その無骨ながらも洗練された美しさを際立たせ、まさに「鉄道遺産」と称するにふさわしい光景です。

サイバティックな魔法陣みたいでかっこいい(小並感)


Lは見上げても美しい

シカゴの「L」は、その構造自体がフォトジェニックであり、見下ろしてはもちろん、見上げても美しい建造物です。

絡み合う人の欲望を形にしたような、インフラが秩序的に混線するシカゴの光景は、写真で見るよりも実際に行った方が雰囲気がヤバいんでしょうね。

旅行の妄想はひたすら捗るけど、実際にアメリカにいつ行く?となると、金と時間の工面がヤバいです・・・w



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