バイク行った北海道、とくに美瑛のあたりは本当によかった。
美瑛町エリアの波状丘陵は風を切って走りながら見ると特に美しく、真夏でもサラリとした涼しさが感じられて視覚的にも肌の感覚的にもこの上なく気持ちよくなれます。
寝床があればそれでいい。という安い宿が欲しいさすらい北海道ライダーの宿泊には、美瑛の隣駅である美馬牛駅近くのユースホステルが便利です。実は「びばうし」という読みを「ビバギュン」だと思い込んでいたのはここだけの話。
以下の2施設も費用も控えめで、バイク旅との相性が良いと感じます。
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美瑛町は旭川と富良野の中間に位置し、なだらかな丘とパッチワークのような畑が広がっています。
花畑で有名な「四季彩の丘」は、7月から9月の観光シーズンには大人500円、小中学生300円の入園料が必要ですが、必見です。色とりどりの花畑が圧倒的なスケールで広がっており、トラクターが引く「ノロッコ号」なども楽しめるようになっています。春から秋までの間は、それぞれの季節に合わせた風景が広がり、どの時期に訪れても見応えがあります。
美瑛の観光地では「青い池」も外せません。光の加減によって池の色が変化し、立ち枯れた木々が水面に映る様子は幻想的です。また、「明治の丘」や「就実の丘」といった、“丘”と名の付く景勝地はどこもそれぞれに個性があり、とりあえず全部の丘を見とけ、と言いたくなるくらいの価値があります。
美瑛のひまわり畑の名所でもダントツにオススメなのは「ぜるぶの丘」です。丘の上にひまわり畑が広がっており、自然と目線が上に向くので青空とひまわりの黄色がとても印象に残ります。「北西の丘」とか「新栄の丘」もひまわり畑で有名です。
美瑛エリアは見どころが多いので短時間で巡ることは困難ですが、時間に余裕があればぜひ、すべての名所を訪れていただきたいと思います。
整備された観光地でありながらも、どこか素朴な風景が残っているのが美瑛の魅力です。人気スポットももちろん良いですが、名前のついていない道や、何気ない丘の重なりにも、立ち止まって見入ってしまう瞬間があります。
ツーリングの楽しみが凝縮された土地なので、バイク乗りに美瑛は本当におすすめできる場所です。
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