龍が如く0をプレイして思ったこと:シリーズ初心者こそ遊ぶべき傑作
最近、ようやくプレイできた『龍が如く0 誓いの場所』。傑作との評価が高いけど、正直ここまで完成度が高いとは思っていなかった。シリーズの前日譚ということもあり、ストーリーの入り口としてこれほど適している作品はない。
1988年のバブル時代を舞台にした濃厚な人間ドラマ
舞台はバブル景気真っただ中の東京と大阪。桐生一馬と真島吾朗という二人の主人公が、それぞれの信念と運命に翻弄されながら物語を紡いでいく。真島の物語が特に強く心に残った。冷徹で非情な一面の裏にある人間らしさや葛藤が見事に描かれていて、プレイヤーの感情をしっかりと引き込んでくる。
戦闘スタイルの切り替えが爽快!遊び心も満載
アクションパートでは複数のバトルスタイルを切り替えながら戦う仕組みになっており、単調にならずに楽しめた。スピード重視のスタイル、パワー重視のスタイル、それぞれに使いどころがあるのが面白い。また、キャバクラ経営や不動産投資などのサブコンテンツも豊富で、寄り道が止まらなくなる。
圧倒的な没入感と完成度の高さ
ボイス演技、カメラ演出、シナリオの構成、どれをとっても妥協がなく、まるで1本の長編映画を観ているような気分にさせてくれる作品だった。ゲームを終えた後には、少し寂しさすら感じるほどの余韻が残る。
まとめ:龍が如くシリーズの最高の入り口
『龍が如く0』は、シリーズ未経験でも何の問題もなく楽しめる。むしろ、これを入口にすることで、他の作品への興味も自然と広がっていくはず。ストーリー重視のゲームが好きな人には、間違いなく刺さる一作だった。
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