お遍路巡り

日記

四国八十八か所お遍路巡りといえば、人生で一度くらいは経験したいと思ったことがあるのではないでしょうか?僕もその一人です。

↑〜般若心経三巻 法楽太鼓付〜↑
小豆島八十八箇所霊場 第八十一番 恵門之不動(えもんのふどう)にて


YouTubeでたまたま見つけました。
最高にバイブス上がるお経なのでぜひ聞いてみてください。
多分10代のパリピが聞いてもハマります。

「般若心経」を聞いて寺社仏閣巡り界隈に対するテンションがブチ上がったため、実際に行くかはさておき、かかる費用と時間など、お遍路巡りのリアル事情をまとめたいと思います。



もう靴のニオイに悩まない【NULL シューパウダー】

お遍路巡りに要する時間と金の話

調べたところ、全部のお寺を順番に回る「通し打ち」の場合、

歩き遍路だと35日から50日+50万円くらい

車やバスを使うなら10日間前後+15万円くらい

上記予算は平均的な見立てで、贅沢旅館に泊まりまくったりするともっとかかります。

宿泊費用を削減する手段としては「善根宿」と「通夜堂」呼ばれる善意の無料宿泊所を利用する方法があります。

しかし、「善根宿」は数自体が少なく、「通夜堂」は数あれど管理人は常駐しておらず、施錠もできず雨風がしのげるだけの場所なため、年頃の女性だけで利用することはオススメしません。

現実的なお参り方法

一般的なサラリーマンの長期休暇はあって5日間程度なので、車でも10日を要する八十八か所巡りを一発で達成することはかなり参入障壁が高いですね。

お金にしても時間にしても、分割払いならどうにかできます。
仕事をしつつお遍路巡りをコンプリートしたいという方には

  • 区切り打ち: いくつかの区間に分けて巡る方法。
  • 一国参り: 1県ずつ区切り、何回かに分けて巡る方法。

このどちらかが現実的な選択肢になります。

お遍路は何番目から巡ってもいいですし、一度四国から退場したらカウントリセットなどのルールもありません。要するに存命中に八十八か所を巡れればいいのです。

僕は何番目まで巡礼したのか覚えておくのがめんどくさいので、選ぶなら一国巡りの方かな。
レンタカーを利用して、各3泊ほどの旅程で一国参りを4回繰り返すイメージです。



ひざ関節の曲げ伸ばしが気になる方に!飲むプロテオグリカン

服装等について

お遍路といえば白衣に杖など定格化された服装をしなければならないイメージもありますが、別に私服で良いそうです。

が、私服でお遍路をしてると次のようなデメリットがあります。


  1. 他のお遍路さんに仲間だと思われず、挨拶の機会が減る。
  2. 地元の人がお遍路さんに声掛けしてお菓子などをくれる「お接待」の風習を感じられない。
  3. 特別な経験をしているという実感が湧きにくい。

巡礼者同士の一期一会の挨拶や地域の方から声掛けを頂けるのは、貴重な経験でありお遍路の醍醐味です。

お遍路巡りは人生で一度きりという人も多いですから、近所の寺社仏閣をめぐっているようなテンション&他者の視線の中で旅を続けるのはもったいない。

 

ディズニー行ったらみんなミッキーの耳付けるじゃろう?あれと同じじゃ。
と、誰かの爺さんが言っていました。

ちょっと変な恰好だけど例の服装に倣う価値はあります。

「金剛杖」を持っているかどうかが、私服でも巡礼者とギリギリ見分けられるボーダーラインだそうです。白衣や傘を身に着けるのが大袈裟で嫌と思う人もそれだけは持っておいた方が良いかも?

お遍路のハイシーズンについて

お遍路のシーズンは春の3月中旬から5月、秋の10月から11月と言われています。

四国八十八ヶ所霊場の行程は1,400kmに及びます。

酷暑や寒波の中で1400㎞を踏破するなんて、八十八か所の途中をすっ飛ばしたり車を使っても厳しいですから、お遍路は春秋の過ごしやすい時期に行くのがベターです。

おわりに

お遍路巡りにはお金も時間も必要になるので踏ん切りをつけるのが難しいですが、行動に移せた人は尊敬します。

お遍路巡りに踏み切れる決断力とバイタリティがあれば、今後きっといいことあるでしょう。



12時間でさくらが咲くマジック桜

コメント

タイトルとURLをコピーしました