ふるさと納税利用時のポイント付与が禁止されるという残念なお知らせをご存じの方、多いと思います。
特に影響が大きいのが楽天ポイントでおなじみの楽天ふるさと納税。
2025年の10月1日よりポイント付与が廃止になるので、2026年分のふるさと納税を25年9月末までに完了させるのが、楽天ポイント×ふるさと納税でうまみを得るタイムリミットとなっています。
2025年と2026年分のふるさと納税なら、まだ楽天ポイントをゲッツするのが間に合います。
セール期間中を利用することでポイント獲得量を大幅に増やすことも可能なので、具体的にいつがお得なのかが気になりますよね。
1:「SPU(スーパーポイントアップ)」の条件をできる範囲で埋めた後
2:「お買い物マラソン」もしくは「スーパーセール」の期間中
3:5と0のつく日
この三要素を満たす日は、ふるさと納税ポイントを狙うのに最もお得なタイミングです。好機は毎月必ず訪れます。
注意点としましては、楽天ポイントは毎月、付与ポイントの上限が存在します。うまく高いポイント還元率を受けることができても、ポイント付与上限を超過した時点から恩恵が消失するので意識しておきましょう。
ポイント上限についてはこちらで確認できます。リンク先にある「対象サービス・達成条件」の表を右にスクロールしたら出てくる「月間獲得上限」を参照してください。
ざっくりいえば、楽天のサービスを多く活用して楽天経済圏にどっぷりつかっている人ほど上限額が優遇される仕組みですね。
ポイント上限は毎月リセットされるため、ふるさと納税限度額(年収)が多い方は、月を分けて楽天ふるさと納税を行うことで、毎月のポイント上限に縛られずポイントを獲得することが可能です。
なお、お買い物マラソンで獲得できるポイント上限と、SUPで獲得できるポイント上限は別個に設定されています。
お買い物マラソン(上限7,000円)をフル活用した場合⇒マラソンの10%還元を受けられる天井の7万7,777円を節目にポイント還元率が10%低下します。
ごちゃごちゃしててわかりにくいですね。要するに、青天井で「30%~」のポイント還元率を受け続けられるほど、イベント期間中の楽天ポイントは甘い仕組みにはなっていないということです。
目安として、年収600万円ラインを超過するとふるさと納税限度額が7万7777円を上回ってくるはずなので、それ以上の年収の方には影響のある話です。
不動産の契約書しかり携帯電話の利用約款しかり、読むのを面倒に感じるものは、往々にして僕ら利用者にとって不利な情報をごまかすために存在しているものです。
と、脱線しましたが、2019年にふるさと納税の還元率3割規制&商品券等の禁止、そして今回はポイント禁止ということで、ふるさと納税のうまみはジョジョにシブくなってきています。
一応、楽天の方でポイント禁止反対署名を実施してもいるんですが、腰の重い行政がきく耳を持つ可能性はあるのでしょうかねー。
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