川崎市鶴見区と揶揄され、高度経済背長期には光化学スモッグもくもくで工業廃水垂れ流しだった横浜市鶴見区。
古く悪しき昭和のアウトロー感あふれる街としての評判は令和になっても冷めやらぬのか、
横浜市18区の中でも鶴見区の治安は特に悪いイメージがついているようです。
鶴見区のメリットは横浜と川崎の二つの大都市に挟まれた土地であること。
悪く言えばどっちつかずですが、よく言えばどちらも近いということです。
羽田空港、新幹線新横浜駅、JR東海道線など首都圏の超基幹インフラのどれもが
鶴見区と近い距離にあります。
しかし直通電車がないので利用には乗り換えのひと手間が必要である点が
地元住民にもどかしい思いをさせているはず。
京浜工業地帯の公害がヤバいという話は最近ほどんどでなくなってきていますし、
横浜と川崎のどちらにもすぐ行ける立地は確かに魅力的なので
治安が悪いと噂されつつも鶴見区を引っ越しの候補として検討している方は結構います。
鶴見で治安がいまいちよくないのは、駅の周辺のみです。しかし同時に、鶴見区で利便性がいいといえるのも駅の周辺だけなのがジレンマ。
鶴見区は駅から離れると寺尾と名の付く広大な陸の孤島エリアが続くのみです。
住環境と利便性の両立は鶴見では少し難しいかもしれません。
一口に駅の周辺の治安が悪いと書きましたが、
詳しく語ると西の山側と東の海側で結構住民の性質が違います。
西の山側は主要道路から外れるとすぐに閑静な住宅街となっており
駅と家を結ぶアップダウンがしんどいですが住環境は良好。
東の海側は海にたどり着くまでどこに行っても
ちょっとアレな人を見かける機会があります。
具体的には、、、、
客引き、大人のお店、ヤ○ザ、酔っ払い、住所不定、不審人物etc…
普段上品な街にお住いの人が鶴見を見ると、結構本格的にヤバい町かもしれませんw
鶴見駅周辺で治安と利便性を両立できているのは
駅前ロータリーのド真ん前にあるタワマンくらいなのですが、
そもそもタワマンのコストが苦でもない人間は鶴見よりもっと聞こえのいい土地に住みたがるでしょう。
治安と利便性の両立といえば、
鶴見駅の隣にある新子安駅にもタワマンがあります。
新子安駅は名門私立高校「浅野」の最寄り駅で
黒色やピンク色と形容される大人の欲望に正直な鶴見駅周辺よりもはるかに文教地区へと
脱臭ができています。
なお、新子安駅は鶴見区ではなく神奈川区。
鶴見駅のフォローのつもりで新子安駅を紹介したけど
結局鶴見の治安はフォローできていないというオチw
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