イニブのシナンジュに大型アップデートが入ったということで使ってみたのでその感想をば。
特格の隕石蹴りについて
サブからキャンセルできるようになり、従来のF格ムーブが生時でも取れる。
特格の性能自体も向上。
横特格はオバヒで出せる弾数性フワステと言ってよい性能。
前特格は以前より上方向への移動量が伸び、ある程度高い障害物・段差をワンコマンドで飛び越えて格闘強襲が可能に。
格闘について
N格闘が滅多切り（全裸盆踊り）へと変更。従来N格の全裸平泳ぎは消滅。
N格はモーションこそ昔の据え置きだが、特に上方向への食いつき、発生、追従性能が大幅にアップしているので、意外に差し込める。
N格と横格から新規で射撃派生と下派生が実装された。射撃派生は盾のサーベルで打ち上げてから大車輪という、射撃要素が全くないアクションをする。
下派生は前作以前で前格だった全裸ドリル。相手を押し出すようによく動くようになったとともにヒット数がアップし、最終段では相手を↑に高く弾き飛ばすと同時に大きく突き抜ける。
下派生で打ち上げた相手をN格で拾いなおして射撃派生で300超え大車輪が成立。
下派生で飛ばした相手をN格で拾いなおす際にはすかしコンとすることも可能だが、すかしたところでダメージは大して伸びない。
高高度からの大車輪は15〜18ガリガリくらいのタイミングで最速前ステから前格入れ込みで、ダウン追い打ちにさせず敵を弾き飛ばす形で前格ヒットから強化に入れる。
総評
特格回避性能の向上により、以前より至近距離で敵の攻撃をかいくぐりながらの戦いがしやすくなった。
格闘は射撃派生と下派生の登場により最大火力こそ向上したものの、どちらもDPSは良くないし、さしこみやすくない。差し込みやすい特格派生格闘はどちらもダメージ補正が激重だ。
昔のシナンジュは切っ先が振れればそこからサブ射撃でつないで一瞬で240くらい消し飛ばせる機体だったが、今は時間とリスクをかけてごっそり減らすか、リスクを取らず安いダメージでチマチマ削り続けるかの二択にコンボ選択の余地がはっきり分かれている。
射撃兵装の性能が全部平成であることに変わりはなく、回避する能力と火力を出す能力に磨きはかかったものの、中距離以遠で敵にプレッシャーを与える能力は決して高くない。
新シナンジュは結構強いけど、リスクを取らないと攻撃が当たらない機体だからあんまり安定しないのかなという印象だ。
次こそは下覚醒かN覚醒でネオジオング換装を実装してくれ。
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