開業から半年以上から経過した横浜のロープウェイ
「ヨコハマエアキャビン」
観光の思い出造りやちょっと変わった横浜散歩の足として
それなりの客足を確保できているように思います。
片道1500円、往復2,300円で桜木町駅前から運河パークを結ぶ
630メートルのロープウェイ。
630メートルというと、徒歩なら大体10分少々の距離。
ロープウェイこれを5分の移動時間に短縮してくれます。
開業から今に至るまで議論が尽きないのは
「ヨコハマエアキャビン割高論」
時間効率と費用だけに焦点を当てると約5分の時短に
1人1,500円を支払うという計算になります。
時短目的ならタクシーからワンメーターで移動できる距離なので
時間効率と料金両方の面からタクシーのほうが優秀。
歩くのがめんどくさい、地域の公共交通機関で移動がしたいという名目なら
周遊バスである「あかいくつ」により220円で移動コストが済んでしまいます。
交通機関の発達したみなとみらいには、
上記のようなロープウェイとの優秀な比較対象が存在するため
「比較的割高」という意見には正当性があります。
私もヨコハマエアキャビンは高いだけ!と思っていました。
しかし、つい先日、大涌谷のロープウェイに搭乗してきたことでその考えが変わります。
大涌谷とは箱根にある硫黄の蒸気が噴出する観光地のこと。
エヴァンゲリオンで碇シンジくんがミサトの家から家出するときに訪れた
場所の元ネタにもなっている荒涼とした景勝地です。
大涌谷でロープウェイを利用すると蒸気が雲の絨毯にも見える神秘的な風景が堪能できるのです。
一言でいうと、空からの眺めは全然違うのでいい思い出ができました。
実はまだ横浜ロープウェイを利用したことが無いのですが、
否定派も一度乗ってみるといい経験ができたと思えるような、
今までとは全然切り口の違う横浜の美しい風景を味わえるのだろうと想像できます。
今回言いたかったことは、
周囲から割高や無駄遣いと評価されているものでも
買ってみたらorやってみたら意外とよかったと感じるもので
世の中あふれているんじゃないかということでした。
コメント