ワールドトリガー 考察

ワールドトリガーは令和3年現在連載中の漫画で一番好きな作品です。

最近舞台化が決定したことで盛り上がりを見せています。

舞台上で戦闘シーンを演出するとなると登場人物全員、
余裕で5メートルくらい垂直に跳躍できるのをどう演出するのでしょう。

(無難にワイヤーアクションかな)

ワールドトリガーは登場人物全員の精神年齢が実年齢+5歳とか言われています。

考慮配慮がしっかりできるキャラクターたちが織り成す
味わい深いストーリー展開が魅力。

数年前にワールドトリガーの考察スレッドで見た面白い話があるので
ここで取り上げたいとおもい記事にしました。

それは、今後ストーリーのどこかで
「空閑遊真が三雲修のブラックトリガーになるんじゃないか」
という考察です。

ここからはそれについてもう少し詳しく。

考察の根拠その1、三雲修が弱すぎる

ワールドトリガーは少年漫画とは信じられないほどにご都合主義展開を排除した作品です。

主人公である三雲修は
戦闘センス無し、バカじゃないけど賢いともいわれない、トリオン量平均以下。
戦闘員としてほぼ最悪の初手をもっているキャラクターです。

しかも出世を目指す所属組織ボーダーはゴリゴリの競争実力主義集団。

「努力なら誰もがしている」という状況なので、
修の努力だけが特別報われる環境ではありません。

周りがセンスのある努力家ばかりなので、
むしろこれから差が広がってしまう可能性も。

少年漫画の王道である「地道な努力が実を結んで覚醒」という展開に
既に作者自ら縛りを入れてしまっていますね。

しかし、ストーリー上のハイライトとしてやっぱり「主人公の覚醒イベント」は
どこかで投入されてしかるべきもの。

「強すぎて勝負にならない」といわれるブラックトリガーの特徴は
「戦闘センスの低さをひっくり返せる初見殺し性能」と
「トリオン量の増加」です。

修が一人前の戦力となるために決定的にかけているものが
ブラックトリガーの装備によってきれいに補完される状況になっています。

これまでの救いようのない弱さは
覚醒イベントでブラックトリガー使いにして無双させるための
伏線なのかもしれません。

考察の根拠その2、ブラックトリガーの起動条件

ブラックトリガーは性質に作成者の意識が色濃く反映されており、
相性が悪い人間が装備しても起動することができないという話が初期に語られています。

空閑遊真が何らかの理由でブラックトリガーとなったとすれば、
親友である三雲修に起動する素質があると考えられるのは当然のこと。

仮に城戸指令や木虎の意地悪な提案で
ほかのA級隊員に遊真のブラックトリガーを譲ろうという話が出ても
修にしか起動できないから事実上の専用トリガーとなっていて譲渡できない。

ということであれば、風刃のようにみんなで使いまわされて
修のお株が奪われるという展開を合理的に回避することができます。

考察の根拠その3、空閑遊真の寿命

黒トリガーの指輪の中で遊真の肉体は確実に死に向かっています。

元の肉体を取り戻す解決策が明示されない限り
そう遠くない未来に空閑遊真の寿命が尽きてしまいます。

いよいよ寿命が尽きてしまうというその瞬間に
遊真なら新たにブラックトリガーを残そうという判断をしてもおかしくありません。

考察の根拠その4、空閑雄吾の最期

空閑雄吾がブラックトリガー化して息子、遊真を救う回想のあとのシーン。

親父が代わりに死ぬ必要なんてぜんぜんなかったのに
なんであの時笑ってたのか
それを親父に訊いてみたかった

もしも修に命の危険が及びそれを遊真が黒トリガー化して救うとするなら
遊真は父、雄吾の行動と心境を追体験することになります。

なんで親父があの時笑ってたのか分かった

と言って修を救うシーンが描かれるとするなら、相当エモいですね。

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雄吾の指輪トリガー+遊真の???黒トリガーで
最弱の修が世にも珍しいダブルブラックトリガー使いとして
最強キャラに君臨するシーンが来るならぜひ読んでみたい。

結局最後は遊真の肉体もレプリカ先生も元通りで大団円エンドとなりそうですが
最悪のピンチの時にこんな展開は来そうだなー。

という感じのワールドトリガー考察でした。

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