ランニング 膝の痛み

スキルアップ

ランニングをすると、体全体の血が巡り、体が引き締まるような感覚が楽しいですよね。

が、

オーバーワーク気味なランニングをすると、関節に負荷がかかり、膝の痛みが生じる可能性があります。

原因が筋肉の炎症であれば、アイシングと時間の経過により痛みは次第に引いていくでしょう。

痛みの原因が軟骨のすり減である場合は、回復が難しいと言われています。人工関節の外科手術くらいしか、根本的な解決方法がありません。

ランニングとより長く、適切に付き合うためには、軟骨を守るための知識を得て、膝関節に負担がかかる習慣を改善する必要があります。

軟骨を守るための知識

①適正体重を維持する。

当然ですが、荷重がかかるほど関節に負荷がかかります。肥満を自覚している方や、BMIが標準値より大きく上振れしている場合は、あまりハードなランニングをしない方が良いです。

肥満気味ならば、ランニングよりもまずはカロリー制限や水泳など、関節負荷のかかりにくい手段で体重を落としましょう。

②筋肉を付ける

抜けた歯が再生しないように、すり減った関節の骨も再生しません。現在ある骨を永く保護し、緩衝材の役割を果たす筋肉を育てることが重要です。

膝関節への負担を軽減するのは「大腿四頭筋」というふとももの筋肉です。

簡単に始められる大腿四頭筋用のトレーニング機器がありますので、長距離ランニングやマラソンを検討するなら、これを利用してまず筋肉を育てましょう。

③膝が深く曲がる姿勢を避ける

正座や和式トイレを利用する姿勢は膝が深く曲がり、関節に大きな負荷がかかります。習慣になっていると無意識のうちにダメージが蓄積されてしまうため、椅子や座布団の利用、洋式便座への更新を検討された方が良いでしょう。

おわりに

苦痛を乗り越えた先に成長がある。という意見は往々にしてありますし、決して間違ってもいないと思います。

体力を付けるためにランニングをするなら、ひたすら距離を、長時間を走り続けるしかないですよね。

しかし、痛みのサインが出ているのに無視と無理を過ぎると、関節がすり減り、後を引く痛みに悩まされ始め、人生トータルで損をしてしまいます。

ちょっとの痛みが走ったら不安になる程度の臆病さでいい。と思いますので、無理をせず、長く、健康な脚力を保ち続けられることを願います。



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