スペースXの新型宇宙船「スターシップ」が無人飛行試験中に空中分解したというニュースが話題になっています。打ち上げの数分後、機体が異常な回転をし、通信も途絶えたとのこと。破片はカリブ海に散乱し、フロリダ州の空港にも影響が出たようです。
スターシップは、人類を火星に送る計画の要でもあるため、今回の失敗はかなりの痛手ではないかと思います。特に、前回の試験でも空中分解しており、短期間での再発は技術的な課題がまだまだ多いことを示しているように感じます。
そして、このニュースを受けてか、テスラの株価も下落。3月7日午前時点で5%超の下落となりました。もちろん、スペースXとテスラは別会社ですが、どちらもイーロン・マスク氏が率いる企業という点で、市場の心理的な影響は無視できません。最近はテスラのEV販売の伸び悩みや競争の激化もあり、投資家の不安材料が増えているようです。
マスク氏はこれまでも数々の試練を乗り越えてきましたが、今回は技術面でも市場面でも厳しい状況。スペースXの技術的な改善はもちろん、テスラの経営戦略にも注目が集まりそうです。
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