最近、自分がスマートフォンに依存しているのではないかと感じるようになりました。
これまでは「そこまで深刻ではない」と思っていたのですが、気がつくとトイレでもお風呂でもスマホを手放さず、寝る前には1時間以上もSNSを見続けてしまう日々が続いておりました。翌朝のだるさが慢性化し、ようやくこの状況を見直す必要があると感じたのです。
今回は、自分なりにスマホ依存を見直すために取り入れてみた生活習慣をいくつかご紹介いたします。
まず実践したのは、寝室にスマートフォンを持ち込まないことです。思い切って充電器をリビングに移し、寝る前にスマホを手に取れない環境を作りました。最初のうちは手持ち無沙汰で少し落ち着かなかったのですが、数日もすればその違和感も薄れ、代わりに入眠がスムーズになったように感じました。
次に行ったのは、SNSアプリをホーム画面から削除することです。完全にアンインストールするのではなく、検索しないと開けない状態にしたことで、無意識のうちにアプリを起動してしまう癖を防ぐことができました。小さな工夫ですが、習慣を断ち切るための第一歩として効果がありました。
また、休日の午前中はスマホを一切触らないように決めてみました。起きたらまずカーテンを開けて、温かい飲み物を用意し、音楽を流して過ごすようにしています。読書や簡単な掃除をするだけでも、時間が穏やかに流れ、リラックスした気持ちになれることに気づきました。
さらに最近では、散歩中にスマートフォンをポケットから出さないよう意識しております。そうすることで、道端の花や空の色など、日常の小さな変化に自然と目が向くようになりました。
スマートフォンは非常に便利な道具ですが、使いすぎると「何をしていたのか記憶に残らない時間」が増えてしまいます。そういった時間を少しずつ減らし、「記憶に残る日常」を大切にしていきたいと感じています。完全に依存を断ち切るのは難しいかもしれませんが、適度な距離感を保つ意識はこれからも大切にしていくつもりです。
禅寺が近所にあれば、座禅を試してみるのも良いと思いますよ。
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