ククルスドアンの島 感想

遅れあそばせながら機動戦士ガンダムククルスドアンの島を劇場で見てきました。

滅多に映画館に行かない私ですが、閃光のハサウェイとコレは劇場視聴です。
桜木町駅前の「ブルク13」という映画館は23時からの枠があり、深夜に見たい勢なのでありがたかった。

動くガンダムから最も近い劇場で見るというのは中々感慨深い。

1900円で割引の効かない、強気というか、オタクの足元を見たようなお金を支払い入場。

入場者特典は「アーセナルベース」というゲーセンゲーのカード。クロブしかやらんので正直微妙ですが、捨てる理由もないのでタンスの肥やし行きであります。

他の観客の輪郭がうっすらと見える上映前、見えるぞ、私にも客が見える。
おっさんしかおらんw

平均年齢40オーバー、目視での男女比率10対0だった劇場は初めてかも。空席率は思ったより高くない。

さて、今回の注目ポイントはドアン(おっさん)を24歳の俳優が演じ、アムロ(少年兵)を大ベテランが演じるという年齢逆転現象。ベテランで誠実ないいオヤジのドアンと、生意気盛りなアムロ少年の声に違和感が無くて声優スゲーってなりました。

閃光のハサウェイの時も圧巻でしたが、今回のガンダムムービーも巨大ロボットが迫りくる臨場感を見事に表現した作品です。特に印象に残ったのが、ルッグンにぶら下がって襲来するザク。

旧アニメ版ではバンザイポーズで雲梯にぶら下がる小学生のごとく間抜けだったあのザクが、軽い戦慄を覚えるほど威圧感のある姿にリメイクされるとは。

航空力学を無視したシルエットで重いザクをぶら下げるルッグンが怖いくらいに不気味すぎた。

他人の感想では戦闘が少ないとか、キャラクターのアクションが若干オーバーだというものがありました。前者については、戦闘シーンのそこまで多くない元ネタからむしろよくここまで戦闘シーンを追加してくれたと思いますし、後者の意見にはオリジン版ガンダムの安彦節をアニメで忠実に表現すればこうもなろうといいたい。

総評として、1900円払ったことに全く後悔の無い映画でございました。

しかし、2週目を見るかと言われれば微妙です。私はお前と違ってガンダム映画だけを見ているわけにはいかんのでな。

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