映画、シン・ウルトラマンにおける話題のチョップシーン。
リアクションがコミカルなチョップですが、裏話が結構多い。
・初代ウルトラマンの動きをシンウルトラマンではモーションキャプチャで完コピしている。
・素手で怪獣のドリルは難なく触れるのに、自分から行った顔面チョップに悶えるというウルトラマン萌え。
・初代のスーツアクターはこの瞬間に骨折しており、痛がっているのではなく本当に痛かった。
・人間的な動きをするウルトラマンはウルトラマンらしくないので、本来はNGシーンであった。
・初代版ではウルトラマンの目のパーツ(固いプラスチック)が飛び散っており、衝撃の強さを物語っている。よく見るとシン版でも飛び散る目の破片と思しき謎の物体が再現されている。
・シン版ではにヒットの瞬間ザラブ星人が一瞬だけ本来の姿に戻っている。
浅い知識の観客にもクスッと来るシーンでしたが、マニアが笑ってしまう理由を知ってから見返すともっと面白いシーンです。「わかる人にだけわかればいい」な庵野秀明監督の原作リスペクトが伝わってきます。怒りで物にあたるとき、チョップで行くのはリスクが高いのでグーで行くべきである。日常生活の教訓にもなる素晴らしい名シーンでした。
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